悩み動き進んでいく美しい人たち

この4月、新しいメンバーがファイアープレイスにJoinしてくれました。娘と言ってもおかしくない世代の新卒です。「会社を上下関係の無い、ビジョン起点のギルド（組合）にしたい」という私のワガママもあって、今は業務委託という形で頑張ってくれています。まだまだ彼女の期待に応えられていない力不足の毎日ですが、彼女からメールをもらいました。

渡邉さん

新しいメールアドレスありがとうございます。遅くにすみません。

初めてのメールという事もあり、渡邉さんのファイアープレイスへの想いも受け取り私も気持ちを書かせていただこうと思いました。お時間ありましたら読んでいただけたら幸いです。

渡邉さんと出会い、今まで私が感じて来た違和感や言われて来た沢山の意見に、私は私で信じたいものを信じていいのだと自信を持つことができるようになりました。

それから、世間一般の就活生に置いていかれているという声や逃げだと言われることもあったり、もがき焦りながらも自分の中にある何かを信じて進んだ大学最後の年は、大学の総代代表として答辞を述べた時、親や先生方や仲間がみてくれ喜んでくれたことで、自らの選ぶものに誇りを感じられました。

私はいい人としか出会いません。悩み動き進んで行く美しい人たちです。

そんな人たちの周りには、やはりそんな素晴らしい人しかいません。こんな私ですが、そんな人たちとともに居られることに感謝しております。そんな中で、仕事が始まってまだまもないですが、素晴らしい環境で、素晴らしい仕事をそばで感じさせていただいております。どんな勉強が必要なのか、どんな思想が必要なのか少しずつではありますが見えてきました。

また、ロゴやチラシ、ウェルカムボード、ドレスのデザインなどまで幅広く、お金にならないものなるもの含め、声をかけていただけ個人としての仕事も繋がりから少しずつうまれています！

今はまだ相手が学生だったりと様々ですが、彼ら彼女らは、きっといつか偉大な人になって行ける方々ばかりです。今後いつか一緒に仕事を生み出して行くのだろうとワクワクしていると同時に、自分がそうなれる人でありたいという夢もまたうまれました。（中略）

このようなことから、自分のしたい仕事のあり方がわかって来たように思います。出会った人と出会った仕事がしたい。これは日々叶えさせていただき、これから先も終わりのない夢です。自分の強みとしてデザインというものでそっと寄り添い続けられるものを目指したい。

何のデザイナー、ではなく、デザイナーに。

なんのどんな肩書き、ではなく、○○に。

志と志があって行動の仕方が分かるようになれば、つねに新しい仕事が生まれるのだと微力ながらにも感じております。まずはデザイナーですと言える力をつける。そして、もっと色んな可能性を探って行きたいです。

自分の思う１つに決めないと言うことはこれからもブレないと思います。でも、１つ１つと向き合うこと。１つずつきちんと進むこと。私なりに噛み砕いて自分のものにしていけるよう努力します。

それが、渡邊さんとなら、○○さん達や○○さんやさとゆめの皆さんや、○○さんや○○さんや、ロックヒルズの皆さんとなら。

これから出会うたくさんの方々となら。たくさん、1人ではみられない景色をたくさん見られると思いました。

少しずつしかお話しできていませんが皆さんの話や働く姿を見て間違っていない、そう思います。

1人では見ることのできない景色を、創れない空間を、みなさんと見られるように、創れるように、わたしにできることは何か。常に探しもがきながら自分らしく成長する時間にします。

好きなことややりたい事よりも、与えてもらえるたくさんの事に挑戦し、間違えたり失敗したりする中でも気づきや学びをしっかり得ていきたいです。そして、自分からももっと泥臭く色んなことやもの、仕事との向き合い方を見つけていきたいと思いました。

私は自己紹介が下手です。一言で、言い表せない様な言語化できない思いが1番伝えたい事だと感じています。しかし、そこよりも社会で伝えるべきことがある事、自己紹介の大切さを教えていただいているので、きちんと自分の言葉で自己紹介できるよう沢山の方々の自己紹介から良いところを盗んでいけるようにしようと思っております。

いつも分かりやすいように話してくださったりたくさんの事を教えて頂き、本当にありがとうございます。皆さんの力になれるよう頑張ります。

感謝の気持ちを忘れず、場に火を灯し、人の心に私なりの火を灯せるような人になります。どうぞよろしくお願い致します。

勝手な想いと決意を長々と述べてしまい申し訳ありません。最後まで読んでいただきありがとうございます。

本人の許可を得て、そのままのメールを引用させてもらいました。皆さんもそうかもしれませんが、信念持って何かに取り組んでいても、ある瞬間に心の弱さが鎌首をもたげると、途端に自分だけの世界に籠もりたくなる。けれども、こんなメールを書いてくれるメンバーや、友人や、パートナーが私の周囲には沢山いて、閉じかけたドアをいつも開いてくれる。本当にありがたいことです。

これまでの職場や先輩、お客さまやメンバーに育てていただき、私は「頑張る」ことはいつでもできるようになりました。けれども、心が弱ると、「何のために頑張っているんだろう」と、霧の中で迷い惑うことが多々あります。

こうしたメールが届いた瞬間に、霧が晴れ迷いが無くなります。ありがとう。