結婚の在り方に関する一考察。

生涯未婚率が上昇しているようです。もちろん、結婚はするもしないも自由。「結婚はしてもしなくてもいいけど、子供は欲しい」。「何歳になっても恋をしていたい」。「一妻多夫、一夫多妻、どっちも大賛成」。友人と話していると、働き方や生き方と同じく、結婚観や家族観も随分と多様化してきた気がします。これからの恋、結婚、家族、そして幸せ。このテーマ、私はある結論に辿り着いたのですが(笑)、その話の前に、まずは私たちが相手に求める要素を、3つに因数分解してみました。

1つめの因子、「恋人」

手が触れるとドキドキする。一緒にいるとフワフワする。連絡がこないと落ち込んで、連絡がくると舞い上がる。抱きたいと思う。抱かれたいと思う。大多数の人にとって、恋は生きる力で、時に儚さを伴うものではないでしょうか。恋とは、不安との戦いであり、快楽であり、ときめきであり、夢と情熱です。

2つめの因子、「パートナー」

一緒にビジネスの話ができる。悩みを、喜びを、達成感を共有できる。気持ちを受け止めてくれる。役割を分担できる。支え支えられることのできるパートナーシップは日々の生活を安定させ、気持ちの安寧をもたらしてくれます。

3つめの因子、「家族」

法的な繋がりであり、責任であり、受け止める覚悟を要します。苦楽を共にする運命共同体であり、現実と愛情から一緒に何かを創り出していく存在です。

恋人、パートナー、家族。これら3つの要素を最初から満たしてくれる相手は存在しません。「いる」のではなく「なれる」かどうか。良き恋人、良きパートナーだったけれども「家族」になれなかった人たちを私は多数知っているし、良き家族に恵まれていても「恋」に焦がれ社会から糾弾される人たちが多いことは、芸能ニュースが証明してくれています。実に難しい。私たちはどうすれば幸せに近付くことができるのでしょうか。

私は今、東京に住んでいます。周囲に最も多い家族形態は「共働きのホワイトカラー」、価値感は「お互い独立独歩、私は私で好きなことを頑張るから、あなたはあなたで頑張って。お互いに依存せずにいきましょう」です。自立した彼ら彼女らは日々一生懸命自身と向き合い、家族単位で生産するよりも、個人単位で消費することを選びます。ゼクシィのCMではありませんが、社会が豊かになり、一人ひとりが自己実現を志向し始めたこの時代は、かくも「結婚しなくても良い時代」なのです。そんな時代の結婚の在り方とはなんでしょうか。

辿り着いた結論について

私が辿り着いた「在り方」は、「お父さんは山に芝刈りに、お母さんは川に洗濯に」時代を卒業し、一緒にやろうよ、という世界観です。ファミリービジネスです。お互い独立独歩、過度に干渉し合わない共存の道にもし疲れたら、「2人のビジョンを揃え、一緒にビジネスをすること」もありなんじゃないかな、と。個人で消費するより、2人で一緒に生産する時間を大切にする。色々考えましたが、私はこの先、ファミリービジネスを志向する人たちが一気に増える気がします。

仕事で地域を回っていると、子だくさんで、幸せそうな家族のほぼ大半が「家族経営の仕事に従事している」ことに気付きます。それもそのはず、統計的には日本の企業の95%はファミリービジネス。これは世界的に見ても大きな数字です。働き方、生き方は随分と変わってきました。家族の在り方もきっと変わっていく。どんな人と結婚したら幸せに近づけるか。それはきっと、「一緒にビジネスをやってもいいと思える人」なのかもしれません。

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